こんにちは。
山形市の宝石店、アトリエジェムカフェの佐藤宏太です。
結婚指輪や婚約指輪のご相談にいらっしゃるお客様より
「結婚指輪と婚約指輪って、そもそも何が違うの?」
というご質問を頂くことがございます。
そこで、結婚指輪と婚約指輪はどう違うのか、まとめてみました。
婚約指輪と結婚指輪の違い
🌟形(デザイン)
婚約指輪は、真ん中に大きめのダイヤモンドが付いている。
結構指輪は、小さなダイヤモンドが付いていたり、金属だけのデザインも多い。
婚約指輪は大きめのダイヤモンドを指輪の中心に入れてお仕立てする場合がほとんどです。
ダイヤモンドの大きさを変えていくつか指輪に入れたり、結婚指輪と比べて華やかさを重視する方が多いです。
結婚指輪は、シンプルに作る方が多く、宝石もダイヤモンドではなく誕生石を入れる方もいらっしゃいます。
デザインに関しては、結婚指輪と婚約指輪を重ねて着けられるようにお仕立てを希望する方が多くいらっしゃいます。
🌟指輪を着けるタイミング
婚約指輪は、パーティーや結婚式、食事会などちょっと特別なタイミングで着ける
結婚指輪は、普段の生活の中でいつでも着ける
華やかなデザインの婚約指輪は、パーティーや結婚式など人前に出る時や、結婚記念日など特別なタイミングに着ける方が多いです。
ジュエリーがお好きな方であれば、普段使いのような感覚で婚約指輪を着けて頂くよう、お勧めしておりますが、家事をされるときなど指輪がぶつかりそう、作業の邪魔になりそうなときは、外すようお願いしております。
結婚指輪は、結婚の証としていつでもずっと着けていたい、という方が多いです。
🌟指輪の素材
婚約指輪、結婚指輪、
どちらもプラチナで製作する方が多いです。
プラチナは、変色しない金属で、かつ粘り強さもあるので、
特にダイヤモンドを入れる婚約指輪にはぴったりです。
結婚指輪についても、プラチナは人気ですが、
個性的な結婚指輪を作りたい方やジュエリーが好きな方は、
イエローゴールドやピンクゴールドで結婚指輪をお仕立てになる方もいらっしゃいます。
指輪の素材について
製作例をご紹介しています
🌟指輪の意味
婚約指輪は、婚約した事を表すもの。
結婚指輪は、結婚した事を表すもの。
婚約指輪に関しては、パートナーの方に「結婚する意思があります」という事を、言葉ではなく形で示す為に購入する方が多いです。
🌟着ける人
婚約指輪は、婚約した女性が着ける
結婚指輪は、結婚した(または、する意志がある)パートナー同士で着ける
🌟指輪を着ける指
婚約指輪は、婚約中は右手の薬指。結婚後は、左手の薬指に着ける
結婚指輪は、左手の薬指に着ける
🌟購入するタイミング
婚約指輪は、婚約する際に相手に贈る
結婚指輪は、入籍や結婚式の際に相手に贈る
婚約指輪については、婚約(プロポーズ)のタイミングで贈る方が多いものの、用意した指輪が贈られる方の指のサイズやデザインの好みが合わない、という失敗もございます。
そのため、現在はプロポーズ後に、パートナー様と婚約指輪を選ばれる事や、
プロポーズ後に改めてデザインを作り直す事ができるプロポーズリング、
プロポーズ時にはダイヤモンドだけを贈り、後日パートナー様と一緒にデザインを決めるダイヤモンドプロポーズといった方法も選ばれています。
結婚指輪は、入籍や結婚式のタイミングで着けられるよう、ご注文頂く場合がほとんどです。
指輪はご注文頂いてから完成まで、14日間~45日間ほど、かかります。
前もって準備するのであれば、渡す予定日の1週間ほど前には完成しているよう、
日にちを設定してご注文されるとスムーズかと存じます。
🌟価格の相場
婚約指輪は20万〜30万/1本
結婚指輪は8万〜10万/1本
指輪の金額は、金属費+加工費+宝石代の合計です。
婚約指輪はダイヤモンドの価格も含んだ金額になっており、
結婚指輪は金属だけのシンプルなタイプが多い為、
婚約指輪の相場は結婚指輪と比べて、金額が高くなっています。
指輪自体の価格は、婚約指輪も結婚指輪も、あまり変わりません。指のサイズや使う金属の量によっても変わりますが、標準的な女性の薬指サイズ11号で8万円前後です。
ダイヤモンドの価格は、大きさやグレード(品質)によって大きく変わります。
今回は婚約指輪と結婚指輪の違いについて、まとめてみました。
婚約指輪と結婚指輪は、それぞれ違った意味を持っています。
アトリエジェムカフェでは、お客様のご希望をお伺いして作るフルオーダーメイドの結婚指輪や婚約指輪をお仕立てしております。
世界に一点だけ、お二人だけの特別な思いを指輪にしませんか。
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